2006年3月


"Paparazzi" 日本公開決定(3/20)
pap_j.jpg
4/8から順次拡大公開の予定。邦題はそのまま。ただしパパラッツィじゃなく「パパラッチ」。キャッチコピーは「メル・ギブソンが仕掛ける新たな衝撃」(^^;)
メルが製作にたずさわり、すでに2004年全米公開済みのスリラードラマ。詳しくは公式サイトを。
レビューや見た人の話だとまあまあ楽しめたということだが、私の楽しみはメルがカメオ出演してるってこと。たとえチラっとでもひさしぶりの銀幕登場に変わりはない(^^)。

関連サイト:
日本語公式サイト 予告編はまだアップされてないが、ほぼ完成。
Paparazzi official website 予告編(trailers)はこちらで。クールな作り。一眼レフカメラのユニークな3Dアニメが見もの。
Paparazzi Fearurette 出演者のインタビュー、ビデオクリップ多数あり。




新しい会社 Con Artistsと注目の企画のこと....(3/20)
去年のことになるが、メルは主にTVの企画中心の製作会社として新たに設立。なんでもconはこの場合ラテン語系で、英語のwith(〜と共に)と同じ意味合いを込めてるそうで決して「だます」という方の意味ではない(^^)。
そのCon Artistsの企画として既に多数ラインアップされてるが、はや注目(及び議論)の的になってるものに、ホロコ−ストに関連する"Flory"があがっている。
オランダ系ユダヤ人フローリ・ヴァン・ビークさんの自伝をもとにした実話で戦時中カトリックの恋人に助けられてナチスの魔の手を逃れ、戦後アメリカに移住したという話。極限状態での感動的なラヴ・ストーリーだという。アメリカABCで計4時間のミニシリーズとして今年放映の予定。
メルは出演はおろか監督するわけでもなく、名前も出さないつもりだが「パッション」の時に散々反ユダヤ主義かどうかという議論の嵐の渦中に置かれたせいで、またもや見る前からああだこうだと批判や議論をふっかける連中がいる。(ユダヤ人聖職者の中にはあの映画のあと、メルを攻撃するほどのことはなかったと反省し、謝罪までしてる人たちもいるのにも関わらず)
これに関してはメル側から直接コメントは得られてないが、ABCの副社長テイラ−氏が外野からのこうるさい口に対してピシャっと戒めている;"Shut up and wait to see the movie, and then judge." 同意。

ソース/関連記事 Developing Holocaust Mini-Series (New York Times)


メルもスタッフに加わったレナード・コーエンの新ドキュメンタリー映画(3/20)
LCimyourman.jpgメルが大好きな詩人/小説家/シンガー・ソングライターということもあり、また監督がSongs Inspired by:The Passion Of The Christのアルバムプロデュースを共に行なった音楽映画作家の Lian Lunsonという関係もあって、メルも今回製作総指揮/資金提供のひとりとして関わったドキュメンタリー"Leonard Cohen: I'm Your Man"

いろんな方面に多大な影響を与えたコーエンとあって出演者もボーノをはじめそれだけでも見たいくらいのメンバーがずらり。2005年シドニー、オペラハウスでのトリビュートコンサートの模様も含まれすばらしいドキュメンタリーになってるそうだ。70歳を過ぎてなお元気なコーエン氏である。
昨年のトロント、今年のサンダンス両映画祭で大好評。つい先日まで開催中だったベルリン映画祭にも出品した。アメリカでもまだ一般劇場公開のアナウンスはないがサンダンス・チャンネルで今年TV放映は決定してる。何とか日本でも見られないもんだろうか。個人的にもコーエンに思い入れがあるしそれにメルが絡んだとあっては...乞う公開!

関連サイト/ページ
映画オフィシャルサイト: 映画のクリップ、監督のコメントが見られる
ファンサイト:1995年設立の中味の濃い英語サイト
日本のファンのとても詳しいコメントと解説
photo : Mel and Lian Lunson


先のアカデミ−賞でのスポット出演のこと.....(3/20)
...といっても録画されたフィルム上でのことだったんだが、放送が始まってすぐ、今までの司会者紹介が数名続いた後、どういう理由でかメキシコで新作 "Apocalypto" を撮影中のメルが紹介され、白い粉を全身にまぶしたマヤ人に扮したエキストラ達を後ろに従えたメル監督が、噂どおりマヤ語でなんだかんだしゃべる短い映像が流れた。
字幕は "...not me...not us!" としか出なくて何を言ったのかわからないけど、そんなことよりファンの間では、なぜメルが紹介されたのかそっちの方が気になる。噂では今年は無理としてもいずれ近いうちにメルがオスカーの総合司会に選ばれるんではとか、いやもうオファーされたけど今回は断ったらしいとか、今回は大手のディズニーがバックにいるので早々と宣伝したんだとか(^^)云々。
いすれにせよ今回の飛び入りは事前にわかってはいても、すごいサプライズだった。何よりあのヒゲもそって元気そうで、メルらしい遊び心溢れたクリップだったことが楽しい。見られなかった人、キャプチャー画像とFlashムービーを楽しんで!
photos
78th Oscar Opening movie (要Flash Player。すぐにダウンロードが始まる)


いろんな噂 & Icon 関連ニュース(3/20)

まずはIcon製作で現在ニューメキシコで撮影中の映画は "Seraphim Falls"。南北戦争時のドラマで、出演は007からすっかり離れ好調のピア−ス・ブロスナンとリ−アム・ニ−ソンの2大アイリッシュ俳優。仕立てはアクション・スリラーだそうだ。
Official Website(Icon)

ヴィン・ディーゼルは本気!
以前(2005年5/22付)ここでお伝えした彼のプロジェクト、紀元前3世紀の英雄カルタゴのハンニバルの物語なんだが、ヴィンはこのほどメルが「パッション」の時にお世話になった古代言語学者のBill Fulco師を正式に雇ったとのこと。もちろんメルの推薦付き。ヴィンがこれから特訓するのは、なんとまったくの死語であるPunicつまり古代フェニキア語の方言であるカルタゴ語。うわぁ、これは聞いたことがない。どんなのだろう。楽しみ!
その他ギリシャ語とラテン語も映画では使う予定と言うんだが、メルの応援があるにしてもヴィンは監督と確か主演も兼ねるはず。大変そう....でも、メルの映画に大触発されて発奮してて原語にすごくこだわってて絶対やりたいってがんばってる。それだけでもこっちも応援したくなる。ぜひぜひやり遂げて欲しい!

全くの噂あるいは希望的観測かもしれないけど....メルが将来作るかもしれないって話が2つほど。
ひとつは2007年春頃と時期まで書かれているが、なんでもアメリカ、ミズ−リ州Springfieldの辺りでロシア=プロシア戦争の映画が撮影されるんではと話にあがっている。
発端はこの州に1万着もの当時のプロシアの軍服を所有してる人がいて、先頃 Iconのスタッフが借りられるかどうかを打診してきたとのこと。彼らはそのコレクションに大興奮し、これでちゃんとエキストラを募集できると喜んだそうだ。メルが監督あるいは出演するかどうかまではいまのところ不明だが。そうすると今度はロシア語とドイツ語?(^^;)。

もうひとつは....19世紀イタリア統一運動の英雄ガリヴァルディを御存じだろうか。その夫人でブラジルに生まれ育ち、このほど郷里に博物館が作られたブラジルの知る人ぞ知るヒロインで女性版チェ・ゲバラの異名をとり、夫と共に戦いに身を捧げたアニタ・ガリヴァルディの生涯をもしかしてメルが映画にするかもしれない。博物館側の話だと "Mel Gibson wants to make her life into a very big film."とのこと。噂に過ぎないがメルが好みそうな話だとは思う。

メル、ハイブリッド車を主題にした告発ドキュメンタリーに出演。
この映画は今年のサンダンス映画祭でプレミア公開されたChris Paine監督の "Who Killed the Electric Car"。いかにしてアメリカの石油業界がハイブリッドカーの発展をさまたげたかという主題で、 著名なハイブリッドカーの開発者ビル・ワイラム氏のインタビューが主だが、メルも1990年代に限定生産されたGeneral Motors EV-1 carの所有者ということで出演したようだ。Sony Pictures Classicが買い上げて今年中に全米一般公開の予定。こっちでも見られたらいいんだが.....。


INDEX