2004年8月
◆ニュースあれこれ...(8/26)
メル自身は3月から全くと言っていいほど公の場には姿を見せず、少なくとも何か劇場用映画の仕事に入ってるというニュースは聞こえてこない。ただし以下にあげるIcon関連の様々なプロジェクトにメルの名がこれでもかというくらい出ている。あたかも「パッション」で確実にとどろき渡ったプロデューサー/ディレクターとしての彼の名を冠することで、人々の眼を他にそらさないようにしてるみたいだ。と同時にIconという彼の製作会社の名がこれほど頻繁にメディアに出てるのも過去あまりなかった現象だと思う。
メルはじゃあ何してたかというと、御想像どおりたっぷりのバカンス。その姿はコロラドのテルライドという高地、エーゲ海のテファロニア島、オーストラリアのアデレードで、そして未確認だがカナダのプリンス・エドワ−ド・アイランドでもメルのチャーターしたらしい船が目撃されている(この最後の情報提供はnassanから。Thanks!)
いやなんともうらやましい(こっちは更新する元気も削ぐ激酷暑の日本でうんざりぐったり--;)。口の悪いある記事では、メルは「パッション」の大成功、さらに大きな稼ぎが見込まれるDVDのリリースで、もはやあくせく働く必要はなく、ほとんど隠遁者になっている、彼のこれからやることといえばオフィスに届けられる膨大な企画の中から選び、サインをすることと家族サービスだけ云々....冗談じゃない! メルにはこれからも働いてもらわなくっちゃ(^^)もちろん俳優としてもね。
さて、以下はそういうわけでメルのニュースというよりも映画先取りニュースという感じになってしまうが....。
◇Icon関連ニュース
Paparazzi・・・9/3全米公開が決まったスリラードラマ。配給はFox。メルはプロデューサーとしてちゃんとクレジットにも出る。カメオで出てくるかどうかは不明だが、けっこう楽しみでもある。予告編で見ると何やら例の有名なパリでの事故を彷佛させるシーンあり。あるいはメル自身のスター生活をも想像させる。家族へ及んだ悲劇を引き起こした悪質なパパラッツィに対して人気アクションスター、ボー・ララミーは復讐を.....というような話。いつもパパラッツィに悩まされている多くのハリウッド俳優たちからは喝采を受けそうな感じ。主演はコール・ハウザー(「ジャスティス」「ピッチブラック 」)、共演にロビン・タネリー、トム・サイズモア等。ひさしぶりにメルの弟ドナルも出てくるのでこれもお楽しみ。 とにかくまずは予告編を楽しんで!
関連サイト/予告編:Paparazzi Official website(English)
Complete Savages・・・1/8付のここで紹介したIcon/Universal製作、メルのプロデュース/ネタ提供(^^)のTVコメディシリーズが、いよいよ9/24アメリカABCネットで放映が始まる(毎週金曜夜30分)。どんな話なのかは1/8のニュース(申し訳ないけどズズーと下にスクロールして)を読んでいただくとして注目されるのは、パイロット版(つまり第1回目)をメルが監督したらし
いということで、その他に、つい先日の今月なかば頃、ユニバーサルスタジオを訪れたファンの話によると、偶然にもメルがその時ちょうどこの番組の一エピソードを演出中だったということで、パーキングにちゃんとメルの有名な銀色のレクサスが停まっていたのを目撃。ガイドの話では何回か彼が演出するエピソードが含まれる予定だそうだ。なお5人の男の子たちの父親になる主演俳優はキ−ス・キャラダイン。いいキャスティング(^^)。
わぉ!こうなると遅れてでもいい、これが日本でも放映されることを大いに祈ろうじゃない?! それでなくともネタ元はメルなんだからぜひ見たい! ....てことはメルは全く仕事をしてないわけじゃなく、TVとはいえちゃんとディレクターとして働いていることになる。よしよし(^^)
関連記事(英語):
Mel Gibson Brings Passion to 'Savages'(出演者の若手俳優たちのメル印象コメントあり)
Savages Data
ABC Fall Show Preview "Complete Savages"
Worrior・・・ケルト好きな方ならその昔(A.D.61年頃)、今のブリテン島南部にいてローマ帝国に抵抗し兵を挙げたケルト人イケニ族の女王ボウディッカ(Boudicca, Boudica, Boadicea)の話は御存じだと思うが、ずいぶん前にそれが映画化されると聞いて気にしていた。なんとそれがメルの会社Iconが製作することになったらしい。考えてみればいかにもメルの好みだと思う。それでかどうか既にイギリスのメディアでは「またもや血糊たっぷりのエピック。あのブレイブハートの女性版がメル・ギブソンの製作で!!」と扇情的。あくまで製作で監督ではないのにもう騒がれている(^^;)。
さらにまたもや撮影が始まってもいないのに歴史家やフェミニスト団体から、批判めいたコメントが出てるのには実はげっそり。いわく「ボウディッカの話はまだまだ謎が多く巷では誇張されて伝えられている。そこのところをよく考えるように」いわく「彼女を描く時どうしても暴力がつきものだ。そこのところをよく考えて欲しい」云々。またもやパッションのケースと同じ......それとは反対に、男性のヒーローが多いエピックで女性が主役なのは大いにけっこうという声も。
現在脚本を仕上げているところで、監督はプロデューサーとして有名なギャビン・オコナーの予定。来年撮影で公開は2006年。
誰が彼女になるのかなぁ...キャスティング発表が待ち遠しい。
Skelton Coast・・・これもずいぶん以前から噂にあった企画だが、このほど正式にパラマウント/Icon製作でグリーンライトが点った。オリジナル書き下ろし脚本。南アフリカが舞台で、あるミステリアスな男が世界で一番大きなダイヤモンドを強奪する....監督は「ニューオーリンズ・トライアル」「コレクター(1997)」のゲイリ−・フリーダー。
Romance & Cigarettes・・・これはもう撮影済み。たいへん魅力的なミュージカルコメディ映画だ。メルが直接製作ではないがIconが製作と配給に加わっている。キャストがいい。ケイト・ウィンスレット、スーザン・サランドン、ジェームズ・ガンドルフィーニ、スティーヴ・ブシェミ、クリストファー・ウォーケンなど。監督はジョン・タートゥーロ、そしてコーエン兄弟が製作総指揮。Iconが初めてコーエン軍団と一緒に仕事をした記念すべき作品。ケイトが真っ赤なドレスを着てストリートでフラメンコを踊る場面の写真がとても印象的で早く見てみたい!
関連サイト(英語)www.discoverkate.com (映画の説明とケイトのダンスシーンの画像)
◇IconとNewmarketがさらに固く手を繋ぐ
「パッション」の見事な連携プレーで大成功を収めたIconとNewmarket Filmsが、さらに手を結んでこれから一緒に映画を買いつけ、あるいはお互いの製作映画を配給しあうことに決めたのは自然の成りゆきだろう。二つの会社とも独立系で決して大きな規模ではないがタグを組むことで北米、ヨーロッパ、オーストラリアでの配給がさらにしやすくなることを見込んでのことだ。二つの会社ともすすんで独立系の優秀なフィルムを配給するという姿勢が大きな共通点。これからも大手のスタジオに依存しないこういう形が増えてくるんではないだろうか。この二つの会社が絡む作品は見のがせない。
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