2004年6月

◆ Forbes誌が選んだTop 100 Power Celeblity 番付でメルがナンバー1に!(6/20)
入ったばかりの嬉しいニュース。予測されていた事だが、「パッション」の世界的ヒット(と議論)のおかげで去年の6月〜今年6月の間で、もっとも収入があり、ネットのヒット率、マスコミの言及率、雑誌などのカバー率などを集計して割り出される恒例のパワーランキング・リストのナンバーワンに輝いた。今週発行された同誌の表紙も飾った(Topページをごらんあれ)。
でもこれを見てつくづく思うんだが、何と浮き沈みが激しい世界である事か。去年マスコミを賑わしてランク入りしてた某カップルなど、2本続けて共演映画がこけたために今年はあえなく圏外に。
結局、映画がヒット(つまりお金)しなければ、あとの統計値も下がる...。メルは個人で何と推計$210million(2億1000万ドル)も稼いで、3桁は彼一人という快挙を成し遂げた。きっと将来の新しいプロジェクトにも使ってくれるかな(^^)。おめでとうMel!

メル/マックス、たとえあなたが戻って来なくとも......(6/20)
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こちらは残念なニュース。3年に及ぶ企画の年月を経て撮影が楽しみに待たれていたMad Max4 : Fury Roadなんだが、このほど監督/脚本のジョージ・ミラー自身が非公式ながら撮影断念を口にした。
「オーストラリアの砂漠が今回の私のストーリーのめがねに叶えば言う事はない。だがもうあそこではダメなんだ。必要な大きな広がりがなくなっている。アフリカのナミビアが最適だったんだが、いろんな事情で今は行けない。私たち全員を危険にさらす事はできない」
ミラー監督は新たにお気に入りの企画Babeシリーズの3弾目に着手する事を明らかにした。
さらに一昨年の段階では主演予定のメルも乗り気だったが、その後彼自身がフィルムメイキングの方に傾倒する事によって、特にアクションが絡む映画出演の気持ちが薄れていったらしい事も挙げられると、オーストラリアの新聞は書いている。
膨大な400ページのストーリーボード(絵コンテ)付きのこの脚本はお蔵に入るにはもったいないと思う。将来たとえメルでなくてもいいからミラー監督がMaxを砂漠に蘇らせる事を期待したい。
関連記事(英語) : aint-it-cool-news com


「華氏451」(Fahrenheit451)プロジェクト再び浮上(6/20)
もうずいぶん前に出ては消え、また噂が出たりひっこんだり、結局はメルが監督するのは断念して、再映画化権を誰かに譲ったとかなんとかで宙に浮いていたこの有名SF小説再映画化のプロジェクト。実はずっと原作者レイ・ブラッドベリ自身(83歳)が、情熱を込めてリメークのための新しい脚本を執筆していた(オリジナル公開は1966年、故フランソワ・トリュフォ監督作品)。それが完成したようだ。
そして...この度ブラッドベリ自身がこれをメル出演で半年のうちに製作に入る予定とコメント。これはほんとにそうであって欲しい。いろんな理由でメルにふさわしい作品だと思う。
ただブラッドベリが頭に来ているのは、例のマイケル・ムーア監督が、間もなく全米公開のやはり議論沸騰の問題ドキュメンタリー(Fahrenheit 911)に、"Fahrenheit" というタイトルを原作者に打診なしで使ってしまった事。いまさらムーアがタイトルを変えるのは難しいだろうが、非常にタイミングがよくないとご立腹。もしかしたらそのせいで製作が延期するかも?
また以前メルは自分が監督するんだったら主演はずっと若い俳優にする、自分はちょっと年がいってしまったから、と言ってたが...果たして主役なのか、脇なのか気になるところ。Keep watching!

◆ その他ニュースこまごま....(6/20)

◇これはジョークの一種ととっていいだろうか、そうなら傑作!それとも.....
今ディズニー内部が大揺れに揺れているのを御存じかどうか、とにかく株主や社員が現会長マーク・アイズナーに大不服。心ある人は他に転職したりしているんだが、筆頭株主であるヨーロッパの大手通信系大企業Comcastの関係者が明かしたところによると;
「我々は今回メルが展開した"パッション"のマーケッティングに痛く感服。彼はハリウッドが新しく求める感性を持っており、スタジオがこれからどうあるべきかの視点も正しく掴んでいる。ビジネスマンとしても相当の腕と頭を持つ人物として認めている。あの数字を見るがいい!誰もあれを無視できない。我々が彼を得る事ができないなら、せめて他のスタジオのトップには治まらないで欲しいと祈ってる」
つまりまじめな話として、彼に新生ディズニーの会長になってもらい、腕を発揮してもらおうじゃないかという案が出されたそうだ。ハリウッド雀たちは、ディズニーが期待してるのは、もしこの交代劇が成功すればパッションで稼いだ大金を持参金として、持ってきてくれるという事だろうと口が悪いが。
わはは! いや、冗談じゃないかも。メルにしてみれば光栄な話よね。まじめな話、メルはこれにどんな反応を示したんだろう。実は彼に近いある人物がこう言ってる;
「彼は切り札をチョッキの内側に深く隠したまま、イエスともノーとも言ってない。でもディズニーにとって希望がないとはいえない。メルは常に新しいもの、興味がわくものを探してるからね。この話はまだ現在進行形といえる」そうだ。
でも私としては、でっかい建物の最上階の偉そうな部屋に鎮座せず、ジーンズを着てずっと現場で映画を作る側でいて欲しいな。

◇監督オファーの話....
パッションの成功を見ればこれも予想はつくが、脚本のあるなしに関わらず、メルに監督して作ってほしいとオファーが代理人の元にけっこう来てるそうだ。パッションのせいでキリスト教絡みが多いのだろうか。たとえば;

聖フランチェスコ修道会アメリカ本部はネット上で一般からの署名を募ってまで、メルに作ってもらいたがっている。それは中世のイエスとまで呼ばれる有名なアッシジの聖フランチェスコの物語。過去にゼッフィレッリ監督作品「ブラザーサン・シスタームーン」(1972)及びミッキー・ローク主演の「フランチェスコ」(1989)の2本あるが、教会と修道会は気に入らなかったそうな。(私は映画としてどっちも好きだが)
メルにぜひということで4月末で8000名以上の署名が集まり、さらに集めて彼に直接嘆願するそうだ。メルへの嘆願オープンレター及び署名フォームは現在サイトが再構築中のため、後ほど紹介する。
私見だが、メルが作るか作らないかは彼の自由だし作れば絶対見るし、すばらしい映画になるだろう事も確信するが、こういうのってメルがキリスト教会公認お抱え監督みたいな響きがしないでもない...(^^;) 監督もいいが、メル、役者で出てよ!というのが私のみならずの本音じゃないだろうか。

イギリスからはヨークシャーの教区司祭兼ファンタジー作家グラハム・テイラー師献上の"Shadow Mancer"というハリ−・ポッターのカトリック版のような小説の映画化。既にアメリカの製作会社に買われ、その監督にメルが求められている。主役の世界を乗っ取ろうとする悪い司祭オバディアにアンソニー・ホプキンスやドナルド・サザーランドと交渉中。またショーン・ビーンも出演をオファーされた。

◇4/18日付INDEXメル本に関しての追記
この本はちょうどフランスのパッション公開直後発売されたのが効を奏して、フランスでは予想を上回る売れ行きで、売り切れが続出し、増刷されてとうとうフランスのアマゾンコムのリストにも載った。もしフランス語が読める人で欲しいならamazon.frに行ってみて。ただしこれを書いてる今また売り切れで現在増刷中。日本に入って来ないかと願ってるんだが。
実は....著者は私のもっとも親しい海外のメール友人の一人。彼女がこの本を書くに至ったいきさつを初めから知ってるからなおさら嬉しい。彼女は既に本をメルのもとに送って、感謝と好評を彼の代理人から受け取っている。彼女の熱意とメルの仕事だけに的を絞った真摯な考察が、メル側に無事届いたようだ。
さらに今回は時間と予算の関係で一枚も写真なしだったが、出版社は彼女の文才を認め次はややこしい版権交渉と費用は出版者持ちで、写真満載のMelのコーヒーテーブルブックの刊行を持ちかけた!今年中には出せるんじゃないかと言っている。写真選びには私も参加したいな(^^)楽しみだ。


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