2000年7月

(7/13)メルは今ヨーロッパ.....
で何をしてるかというと今月イギリス、フランスと相次いで封切りされるThe Patriotのプロモーション。これが終わったらやっとお休みにはいるんだろうが日本には来てくれないの??
ロンドンのSunday Timesの記事から:
ロマンティックコメディ-ファンタジーWhat Women want(アメリカ公開は12月の予定。Upcomingmovies. comをチェック)を撮り終えたばかりのギブソンいわく「アクションよりずっと難しい。このジャンルはごまかしがきかないからね。より真実の姿に近づかなくてはならない。人がそれを見て笑うのは、そこに自分と同じ人物を認めるからなんだ」さらに彼はイギリスが生んだヒーロー、サー・アーネスト・シャクルトンを演じるかも知れないと言った。1909年の南極遠征の実話である。「サー・アーネストってちょっと僕に似てるんだ」とジョーク(^^)。
これは既報のEndurance(ウォルフガング・ピーターゼン監督予定)のことだろう。ということはメルは監督にとうとう口説き落とされた? これが次回作? ?

(7/18) Million Doller Hotel アメリカでは公開ならず!?
Sun-Timesという新聞のコラムによると「メル・ギブソンはこの夏二つの主演映画で全米の映画館を席巻してるようだ。しかしながらヨーロッパで先に公開されたもう一つの映画はどうやらアメリカではそのままビデオになりそうだ。だがとにかくファンは続けて彼の新作にお目にかかれる事には変わりはない..........」
ウ〜ン、やはりアート系の外国人作家の作品はアメリカでは弱いのか。そもそもこの映画の脚本は90年代の初めにアメリカ人のニコラス・クラインが書いたのを、メルのアイコンプロダクションズがとりあげ、メルが監督をするつもりでいたらしい。
だが彼は「ブレイブハート」の仕事に入ったため原案者であるU2のボノが友人のヴェンダースに持ちかけた。作品の権利はヴェンダースに移り、アイコンは世界配給権を買った。その関係でメルがFBIエージェント役で出演することになり、アイコンの名でアメリカでの公開を....というはずだったのだが...。

舞台は2001年のロスアンジェルス、言語は英語、主演俳優もドイツ人ではないのにもかかわらず、ヴェンダースは公開前から事あるごとに、これはドイツ映画だといい続けていることがアメリカでは問題なのかも知れない。
アメリカのメルファンやアート系ファンはがっかりだろう。このことに関してアイコンやメルからの直接的なコメントは今のところないが、幸い日本では秋頃、劇場公開されることが決まっている。写真や予告編を見る限りでは、メルはニコっともしないで、そり込みが入った角刈り頭(初めは噂どうり坊主頭でやる予定だったのが、何かの理由でやめたそうな)首にむち打ち症リハビリ用のカラー(?)みたいのをつけて、一度入ったら出られないという不思議なホテルを舞台に何やら今までとは違う動きと言い回し。画面全体は、ある評論家に言わせるとアメリカの画家エドワード・ホッパーの世界を思わせる感じだそうだ(前作「エンド・オブ・バイオレンス」でもその感じがあった)。もしかしたら我々日本人の感性の方がアメリカ人の大多数よりも、ヴェンダースを理解できるかも知れない。メルが出てればそれだけで見る理由があるのはいうまでもないが!


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