'Passion' poised for heavenly B.O.
アメリカ2/25公開の「パッション」は大きなヒットが予想される
Variety, Los Angeles Timesから抜粋
Photos: official stills from The Passion Of The Christ

「IconとNewmarket Filmsは見事な連係プレーで、なんと全米2000スクリーン上映を勝ち取った。これはインディペンデント映画で、外国語(しかも今は使われてない)/英語字幕入りのアート系の作品としてはアメリカ映画興業史上でちょっと考えられないくらい前代未聞の数字。この数字はハリウッドの大作並みだ」
「その背景にはメル・ギブソン監督自身が半年に渡ってせっせと足で行なった主にジャーナリストと教会組織リーダーに働きかけた試写会と、その結果有名な伝道師ビリー・グラハム師、アメリカのカトリック枢機卿らの推薦、そして極め付け法王のコメント(これに関しては下の註*を参照)などを得た。そして主に教会単位で前売り券をまとめ買いし、それぞれの地域の映画館に上映を請願し、それに応えた興業主たちの決断がものをいっている。典型的な草の根運動だ。
たとえばテキサスのプラーノの興行主は自分の持ってる劇場チェーン20館すべてをThe Passion上映に差し出した。他の地域でもこれと似た現象が数多く起こっている」
*註:2003年12/10付けニュースでお伝えした法王関連ニュースの続きになるが、結論から言うと12月のなかば、法王はプロデューサー自ら届けられたラフカットを収めたDVDを自室で側近とともに御覧になり、一言ながらこの映画を肯定する意味で"It is as it was"と感想を述べられたということだ。
この言葉は今年の1月になって法王の秘書から「そのような言葉を言われた事実はない」と一旦は否定されたが、さらに後日非公式ながら、確かに法王はそう言われたが、単なる個人的な感想をメディアがおおげさに取り上げ、その結果映画の宣伝に誇大に使われるような恐れがあっては困るので否定したとコメントがあった)
「つい最近のVariety/ニールセン調査の分析によると、オープニング興業収入はこの手の映画にしては
破格の$15〜$30 millionの範囲に達するだろうとのこと。今だ製作側はTVスポットを流していないにもかかわらず、主にクリスチャンの口コミと皮肉にもネットをにぎわしている議論のおかげで、他の同時期公開の映画をさしおいて、全米の特に20代以上の男女の間で見たい映画のトップにあげられている。TVスポットは来週からオンエアする予定なのでこうなるともっと数字はあがるかもしれない」
「あるスタジオの重役は驚いている。まず自分達ならこの映画を配給しなかっただろうと。だが実にユニークなマーケッティングが効を奏してきっとすごい売り上げになるだろうと実は恐れている。最終的には$100 million突破のメガヒット映画になるだろうと。
だが別の関係者はこうも言っている。教会に属していないふつうの映画ファンにはどうだろうと。教会員はある程度義務感からこの映画を必ず見るだろう。だがその熱狂がいつまで続くかは神のみぞ知る。もちろんこの映画が長く人の記憶に残るものになるだろうとは思うが」
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