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じゃレポーター。話を進めよう。リーサルウェポン4の噂だけど本当?

うそ。

つまり未記入の白紙小切手をも含めてワーナ−からなんのオファーもなかったってこと?

あ、それは嘘じゃない。

僕の言った噂って何の事だと思ったの?

ストーリーのことかと思ったんだ。僕の早とちりだ。

という事は彼らは筋書きも用意してるんだ。

うん、ある。

で、それが気に入らない?

ああ。

頭の中にあなたのシナリオがあるんだね。

うん。でもそれを喋るつもりはないね。

ない?

ない。

せめてさわりだけでも話せない?ワーナ−の誰かがこれを読むかも知れないけど、知ったこっちゃない。

ま、読むこたぁないね。

そりゃ好都合。じゃストーリーに大きな変更があるかい?

いいかい; このシリーズに必要なのはひとつ。知ってのようにリッグスはずっとクレイジーでそれは変わらない。
で、妻をなくし、ガールフレンドは殺され、ビルからは飛び降りるわ、車はひっくり返すわ、おまけにビルを吹っ飛ばし、
アパルトヘイトに逆らい、電気で拷問され撃たれ、殴られ、それら全てをしのいで来た。これ以上何がある?
さてそこでだ。このシリーズの主人公をスーパーマンのごとくスーパーヒーローに変身させるのさ。

なるほど。じゃ彼はマントを手に入れるんだね?

そうそう。マント、タイツ.....それに胸とマントにはグッとしびれるRのロゴね。

ダニー・グローバー、レネ・ルッソそれにジョー・ペシの役についてはどう?

なによりまずぺシにはすぐ消えてもらう。いったい何回奴の言う「オッケー」を聞けば済むんだ?
あれはリッグスをイライラさせ、さらに頭をおかしくする。

でもリッグスはスーパーヒ−ローだと言ったよね。

言ったさ。頭のいかれたスーパーヒーローだ!

こうだ: ダニ−は引退し、僕とレネは結婚し、彼女のお腹には赤ん坊がいる。ペシはさっそくペラペラやりだす
もんだからこれには全くイライラするのだ。
僕が奴を気に入らないのはやつが僕のお気に入りのペンとかなんとかをくすねたからでもある。ま、この辺の小道具は
脚本家に任せよう。で、プッツンしたリッグスは外に飛び出していろいろ身につける:マントやらブーツやらその他。
彼のトラックも全面改造したんだぜ。スーパーヒーローにふさわしいぶっ飛んだ車にね:ぶったまげる武器や仕掛け、
おっ立ったフィン、サンルーフ、ハイパワーのステレオ。そうだ。テーマソングのためにリッグスには絶対、
大出力のステレオがいる!

リッグスのテーマソング?

そうだ。ほれ、「シャフト」みたいな。
ただし僕は " black private dick who's a sex machine to all the chicks " じゃないぜ。白人だし結婚してるからね。

ところでリッグスが悪人と戦うシーンはあるよね?

言っただろ!奴は頭のいかれたスーパーヒーローだって!とにかく僕は外へ飛び出して変身小道具を身につけ
スーパートラックのギアを入れて、街にはびこる犯罪と戦おうと目をギラギラさせて徘徊するわけだ。
ところがこいつがレネの悩みの種。つまり彼女はとんでもないクレイジ−コップの子供を産もうとしている。
おい、こいつは悪くないタイトルだな。" Crazy Cop":オーケイ、そこで彼女はダニーの所へ行って僕が現実の
世界に戻るよう助けを求める。
それからのダニーは映画の半分を使って僕を追いかけ、何とか以前の懐かしいリッグスに戻るようあの手この手で
試そうとしゃかりきになる。だが僕は言う事を聞かない。

まったく?

まったくね。で、彼がいやがるのを無理やり、僕の忠実な相棒であるよう要求する。
で、ここからがコミカルな助っ人が登場するところなんだ。僕は彼のことをlittle buddy とか、
faithful companyとか呼ぶんだけどま、この辺は脚本家が修正するだろう。
こうだ:僕は忠実な相棒にふさわしい変身小道具をダニーに渡す。でも彼は嫌がる。
だから僕も彼が言う事を聞くまでてこでも動かない。

それは何??

彼はゴールデンリトリーバー・マンなのさ!

一体全体ゴールデンリトリーバーにどんな特別なパワーがあるっての?

ゴールデンリトリーバーの愛らしさに抵抗できる奴を誰か知ってるのか?

うーん......思いつかないな。

ほら、な! つまり彼はゴールデンリトリーバーに変身するのさ! 悪党どもが襲ってくる。
でも彼は地べたにゴロンと転がるだけさ。奴らは思わず彼のお腹をさすらずにはいられない!

で、どうやって奴らをやっつけるのさ?

そう、ここでクレイジ−コップが登場。奴らのケツを蹴っとばす。

で、ダニーはどうなるの?

そう、ここが悲しいいところなんだ! 悪党が僕に手榴弾を投げつけた。純血種の優秀なリトリ−バーに
変身したダニーは当然それを「とって来い」せずにはいられない。で、そうする。ちゃんと、投げた奴らの所へ戻すのさ。

じゃみんな吹っ飛んじゃうわけ?

イエス。

......なんて悲しいんだ。

いんや、これはアイロニーだよ。

アイロニー?

そう! 彼は僕の最良の友であると同時に、人類の最良の友でもある。だからこの事で僕は目が覚めて
クレイジ−コップが消えるのさ。暴力を捨ててレネのもとに帰り赤ん坊をだっこするんだ。

ところで、悪党の主役は誰がやるんだい? ゲイリー・オールドマン? デニス・ホッパー? アラン・リックマン?

アート・ジョンソンだ。

あの " Laugh In " の?

ああ。「最高にクールな」悪党ぶりをやって来てるからね。彼には◯◯◯を漏らしそうなほど
ゾッとさせられたものさ。極めつけの悪党になるだろう。

さぁてと....聞きたい事は聞いたようだ。

[ 慌てて] えっ、でもこれからだよ。

ふん。もう行かなくちゃ。

どこへ?

あなたの知ったこっちゃない。

で、でも今から他人のゴシップを喋ろうかってとこだぜ!

ほんとにおいとまだ。いろいろサンキュー。

ヘイ、待てよ! 子供の頃.....

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